第34回千歳JAL国際マラソン

2014年06月01日 (日曜日:晴れ)


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 21.0975 キロを2時間13分41秒で走り終えて、Takuと一緒に記念写真を取りました。ハーフマラソンには、50歳以上だけで 1,074 名、総計では二万人近くの方が参加されました。この時期としては記録的な暑さのために、三名のランナーが熱中症で救急搬送された、と全国ニュースでも報道されたそうです。

 実際あと一キロの地点で、真っ青な顔をして倒れている女性ランナーがいました。担当役員の方が二人で介抱していましたので、私はそのまま走り過ぎましたが、大丈夫だろうか、と心配になりました。大の字になって倒れているランナーを横目に走ったのは、これで三度目です。自分が、その立場にならないことを祈るばかりです。

 Takuは、これから 10 キロの部に出場です。


■苫小牧駅に着いてみると、出場するランナーで大混雑でした。大型のバスがピストン輸送でランナーを運んでいました。私達もバスに乗って会場まで10分ほどで到着しました。青葉公園に到着し、受付のある千歳市スポーツセンターまで歩きました。青葉公園とは、なるほどそのとおりだ、と思わせました。緑が一杯なのです。

 体育館の中はランナーや応援の方々で大混雑。まるで大震災の後の避難所のような様相でした。さっそく受付をしてゼッケンをもらい、Sunの発案で両面テープを用いて胸に貼り付けました。このゼッケンの固定が結構大変なのです。今日は一枚だけでしたが、大会によっては胸の前後に二枚固定するのですが、本当に小さなピンで固定することが多く、とても時間がかかります。今日は、あっという間に無事に固定が出来ました。汗をかいても最後まで脱落することはありませんでした。



 さて9時半のスタートまで、50分ほど。スタート場所まで三人で移動しました。まずは準備運動です。スタートの横断幕を見ながら、音楽に合わせてみんなで準備体操です。



■始めて走るコースですので、やはり完走できるかどうか不安です。距離的には何度も経験していますが、いつも走る前には緊張します。

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■コースマップと標高差の図は、上記のようになっています。ハーフを走った感じでは、4キロ地点から折り返しの11キロ地点まで延々と続く上り坂が苦しい時間帯でした。ゆっくりとウォーキングで行くなら、木々に囲まれ最高の森林浴を楽しめるコースなのでしょうが、この程度の勾配でも私のような初心者には、大変苦しい上り坂に感じました。

 フルマラソンになると、上記の図ではハーフの、まさに倍の標高差を駆け上がらなければいけませんから、確かに難コースに相当するに違いありません。四ツ谷ランの時にご一緒した方が、千歳マラソンに参加するのですか、大変ですね、と言われていた意味が実感出来ました。

 コースは林道ですから、アスファルトではありません。砂利道です。招待ランナーの谷川マリさんがスタート前のお話で言われていたように、こうしたコースでは記録は望めないようです。砂地の道も一部あり、雨だと泥道になりはしないだろうか、と心配したほどです。

 コースの中には千歳川が流れていて、まるで奥入瀬渓谷の中を走っているような錯覚に陥りました。フライフィッシングを楽しんでいる方もいました。マラソン名コース100選に続けて選ばれているそうですが、確かにこのような自然の中を長い距離走ることは、なかなかできないだろうなぁ、と思いながら走っていました。森林の中では両側から新緑の木々が、そして道路に出ると沿道の住民の方や自転車でツーリングをしている人たちが、走りながらあるいは沿道で休みながら、声をからして応援してくれていました。

 道路を何度か横断しましたが、警察の方々も交通整理に協力してくれていました。待たされているドライバーの方々には申し訳なくて、手を振るのが精一杯でした。伊豆マラソンを走った際には、整理に当たっていた地元のボランティアの方に、なぜこんなに待たせるのだ、と噛み付いていたドライバーもいました。逆の立場だったら、気持ちは同じでしょうから、分からないでもありません。それでも、こうして何度も大会に出場した今では、きっとランナーの心情を思いやるだけの最低の心の余裕は持てるのではないか、と思っています。





■コースは最高です。森林浴をしながら走っている、と言えば分かりやすいと思います。新緑の間を木漏れ日が、燦々と降り注ぐコースをひたすら走り続けました。

 森のなかはコース幅が広いおかげか、ひしめき合うように走る、ということもありませんでした。ただし4キロから11キロの折り返し点までは、緩やかながら上り坂が続き精神的に堪えました。途中で何度か水を含んだスポンジをもらい頭から掛けて冷やしました。スライスしたレモンも美味しかったです。キロ 6 分を上回ることはできませんでしたが、それでも最後まで走り切ることができたのは、ひとえにSunとTakuが応援してくれている、という励みがあったからです。

 二時間以上も待たせてしまって申し訳ない気持ちもありましたが、何はともあれ無事に完走することが一番です。最後の直線でゴールの横断幕が見えた時の嬉しさは、やはり体験してみないと分かりません。途中で二人が手を振っていてくれることに気付きましたが、二人の目の前を通過した後でした。どうやら同じようなオジサンを私と間違えて歓声を送って、周囲の顰蹙と笑いを誘ったようです。次回からはピンクのランニングキャップを被れというSunの提案です。確かに一目で見分けるのは容易ではありません。

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 今年は雪が多かったそうです。雪だるまと仲良く出来るとは思いもしませんでした。



■さて12時半からはTakuの出場する 10 キロの部のスタートです。試験が終わってからはジムに通って少しずつトレーニングはしていたようですが、何しろ公式競技に参加するのは初めてですから緊張したに違いありません。一時間ちょっとで帰ってくるかな、と二人で相談しながら待っていると、何と何と予想より 10 分以上も早く矢のようなスピードで駆け抜けていくTakuに気付いて慌てました。

 スタートラインのかなり前に並んでいたので、周囲は相当なランナーばかりだったようです。次々と抜かれていく自分の遅さに苛立ったようですが、ランニングウォッチを見ると、今までにないスピードで走っていることに驚いたようです。昨年の駿府マラソンでは、私も同じような思いをしました。体験的には二割方は、いつもより早く走っているようです。

 こうして二人の北海道での初体験は終わりを告げました。Takuがゼッケン番号抽選に当たって、消炎用の筋肉スプレーをもらうことが出来ました。さて全て終わりましたので、今朝バスで到着した公園入口に向かいました。混雑を予想して10台以上並んでいたタクシーに乗り込みました。運転手さんのお話では、昨年は雨と寒さで、あまり良いコンディションではなかったようです。これだけの暑さのもとでのレースも珍しい、ということでした。中には、朝一番の飛行機でやってきて、夕方の便でとんぼ返りをする猛者もいるようです。

 さて苫小牧駅に着いてからは、電車で新千歳空港駅へ向かいました。

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 走り終えたTaku。慌てていたのでレース会場での記念撮影を忘れていました。苫小牧駅に到着してから急遽ゼッケンを付け直して撮影しました。

 もともと持久力があるTakuには、10 キロでは物足りなかったかもしれません。でも、この暑さですから、この辺りで止めておいて正解でしょう。こうした公式競技にも、また参加したい、という気持ちが残っただけで万々歳です。


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 二人が走ったコースです。向かって右手が新千歳空港。青の軌跡の外側が私、内側がTakuの走ったコースです。緑の中を走ったことが一目瞭然です。


 これから、Sunが以前利用した空港内の温泉施設に行くのです。走った後にゆっくりと温泉に浸かり、温泉と冷水に交互に浸かりながら筋肉の疲労を除去するのです。最高でした。生き返りました。 

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 新千歳空港温泉 万葉の湯。空港ターミナルビルにこのような施設があるとは知りませんでした。富士山静岡空港にも、あったら良いのですが。


■さて16時の便に乗って羽田空港に到着しました。品川駅まで行き、Takuが調べてくれた居酒屋でご苦労さん会をしました。本当に楽しい週末でした。最初は冗談のように言い出したのですが、SunもTakuも楽しんでくれたようで、本当に良い週末でした。

 北海道も暑かったのですが、東京はさらに猛暑だったようです。その上、明日からは北海道では気温がさらに上昇するとのことで、私たちはラッキーだったのです。本当に感謝感謝です。

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 品川の居酒屋にて。Takuと一緒に走ることができて、楽しい週末でした。

 次回は涼しくなってから皇居ランを楽しもう、と約束しました。その前にナイター観戦が待っていますが。

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